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【取材受けました】『100日後に死ぬワニ』炎上、真の引き金は? Twitterデータで迫る

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こんにちわ。Umeです。
先日、ネットメディアITmediaさんから取材を受けまして下記記事を掲載いただきました。

 

www.itmedia.co.jp

大まかな分析結果については上記参照ということで、本ブログでは少し脱線した要素でお話したいと思います。

私はここ十数年、インターネット上における炎上事案についてひたすら調査分析を繰り返してきました。業界業種またはジャンル問わず、国内のネット炎上事案について直接的、間接的にかなり携わってきた経験があります。

炎上と聞くと世の中の大多数の人が意思疎通のもとに情報が形成されていく・・・と思われますが、実はそうではありません。他有識者調査分析ではネット炎上に能動的に参加してるのはネットユーザーの0.5%に過ぎないともいわれていますが、実数調査においても本当にその程度に過ぎません。

なぜ、それほど多くない炎上促進投稿にネット世界は大きく揺り動かされるのでしょうか?それはネット上の情報量が問題ではなく、ネットユーザーがネット情報に接触する「ポイント(点)」が重要になってくるということです。

皆さんはいつも家でネット閲覧する際にパソコンを使いますか?またはスマホを使いますか?これは総務省などの調査でも明らかになっていますが、スマホによるネット視聴がほとんどとなります。

スマホって何をするにもアプリを利用しますよね。ネット情報を閲覧するときもアプリを利用することが多いので、どうしてもアプリ画面に表示される情報が目に飛び込んでしまいます。その飛び込んできた情報がよりキャッチーでインパクト大な情報であればネットユーザーの印象に深く残りますし。それがポジティブであれば好意的に感じられ、ネガティブであれば嫌悪感を抱かれるわけです。

今回のワニ電通案件と呼ばれる騒動も全ての情報を調べてみると、実は全体ツイート数の2%にしか過ぎません。ゆえに本騒動に関し「ネット上で批判の声が殺到している」という分析は正しくないのです。「ネット上で騒動のようにネットユーザーは見させられている」というのが正しい分析になります。

ご自身のSNSタイムラインに流れる情報を鵜呑みにし、間違った印象を抱かないよう、情報リテラシーの意識が必要ですね。

  

少し前にコロナに関するデマとして下記記事でも取材対応しました。こちらも宜しければお読みください。 

www.itmedia.co.jp